体験プログラム一覧

五感で楽しむ、心にご馳走を!

和敬清寂の美意識に出会おう

『中庸』:「和は天下の達道なり」
『程朱学』:「居敬窮理」
『淮南子』;「聖人は清道を守りて」
『易経』:「寂然不動」
和は、宇宙至高の気象であり、
敬は、人間至善の品徳であり、
清は、心身至純の操守であり、
寂は、自然至深の境地である。
日常の躾け・マナー、伝統文化の礼儀作法にふれて、「和敬」の感性を身につけてみよう。

伝統文化シリーズ
弓道

弓道は『礼記射義』の文化が背景にあり、「礼節」を大切にし、一射ごとに「真」の形を求め「善」の心を磨き、自然と一体の「美しい」型になることを目指します。「正射必中」の心得る人間形成のお稽古が行われています。君子文化の弓道にふれてみましょう。
体験流れ:若先生が弓を射る→体験者が順番で射る(先生が側で補佐)→師匠が弓道の心を語る
講師:石井勝之 元千葉県弓道連盟会長 弓道八段範士

剣道

剣道では打ち合って勝つことも大事ですが、勝つための努力をする中で、どんな辛いことにも耐える精神力や、礼儀正しく相手を思いやる心を養うことに重きを置いています。剣道の心『礼・残心』を五感で学びましょう。
体験の流れ:「礼に始まり」挨拶後、師匠が剣道の心を語り、弟子達が試合をする→体験者が順番で竹刀を振る体験→剣道ゲーム→「礼に終わる」挨拶 
講師:中西安宏 「養心館」道場長 剣道八段

華道

華道は「生け花」、花器も「花生け」といわれ、「生」という言葉が大事にされています。
花、花生け、そして生ける人が調和して、生かし合い、共に輝き出でて、始めて美しい生け花が生まれるのです。
体験の流れ:先生が生け花の心を語り、生ける時のポイントを解説→体験者が本物の剣山と花器で生ける→民宿に飾る(持ち帰り可)
講師:経塚郁子 草月流 一級師範

茶道

茶道は「和敬清寂」の心を尊び、『陋室銘』に通じる侘び寂びの「美」を求め、「一期一会」に生きる日本ならではの奥深い文化です。本格的な正座とお辞儀、美しい和菓子と本物の抹茶、目の前にある非日常な空間と時間は、いつまでも忘れられないものとなるでしょう。
体験の流れ:「和敬清寂」の心を学び、茶道の基本の作法を習う→浴衣体験とセットで、伝統的な茶室に入り、老舗の上生菓子と抹茶をいただき、和敬の作法を体験
講師:小澤さち子 表千家教授 表千家同門会東京支部の幹事
藤本旬 古儀茶道藪内流脇教授 おもてなし推進協議会特別顧問

浴衣

着物の中では素朴な作りになりますが、花火大会、盆踊りなどの夏の行事に、浴衣を着ていく若い方の姿が多く、人気が高くなってきています。若い女性たちを引きつける浴衣の魅力はどこにあるのでしょうか?ぜひ着て感じてみましょう。また、男性の浴衣姿も凛として良いものです。
体験の流れ:(茶道体験とセットがおすすめ)先生に着付けてもらい、茶室に入り茶道体験、茶室と庭でそれぞれ撮影を楽しむ
講師:茶道講師一門

和太鼓

心の奥まで響く重厚な和太鼓の音は、人の胸を揺さぶり感動の境地に誘います。さらに村人たちにとっては、神霊が宿る大木で作られた太鼓の音には霊力があり、その音を打ち出すことにより邪気を払い、五穀豊穣を願います。大古から伝わる音に、心を馳せましょう。
体験の流れ:太鼓演奏→先生による基本動作指導→体験者が実際に叩く→上手な人が日中チームで演奏
指導:安房八幡太鼓

手作りシリーズ
焚火でカレーライス作り

カレーライスは日本の子供達が一番好きな学校給食です。みんなで協力して、野菜を切るなど下準備をし、かき混ぜながら出来上がったカレーは本当に美味しい!原始的な焚火の炎で気分もリフレッシュ、友達と一緒に目標達成、この経験と楽しさは、心に残る思い出となるでしょう。
体験の流れ:民宿の庭に屋根付きの調理場所にて、チームを作り、火を燃やす、野菜を切る、かき混ぜる、食堂に運ぶなど役割分担
指導:民宿の方(後片付けは手伝ってくれます)

太巻き寿司作り

千葉県の郷土料理。白いご飯とお野菜は、おばあちゃんの手の中でパンダや花びら、栄螺(さざえ)などに変身します。優しさや可愛さを日常の暮らしに取り入れている日本文化、舌も目も手もいっぱい楽しめる新鮮で思い出深い体験の一つです。
体験の流れ:寿司ネタなどは先生が下準備→各プロセスを説明体験者はチームか単独かで手を動かし、全員で完成
講師:永井玉枝 千葉県郷土料理 太巻き作り達人

貝殻の写真立て作り

海の色や波の音、そして、どなたに送ろうかと思い浮かべながら、その想いを指先に乗せて、海からの贈り物の貝殻に託し、世界に一つしかないフレームに思い出を残します。暮らしにある小さな美を楽しみながら、旅の思い出を作るアート体験です。
体験の流れ:先生が海や環境、シーグラスのメッセージについて語り、指導開始→体験者はフレームセットおよび道具を使い、自分で拾った貝もアレンジに入れて作る→一晩乾かして、翌日持ち帰る
指導:所千尋 貝殻細工・トールペイント指導

学校・地域交流シリーズ
学校交流・給食体験(幼稚園・小学校・中学校)

日本の学校を訪問、民間こども外交官を体験します。言葉の壁を乗り越えて、コミュニケーションができる嬉しさが大きい!文化の多様性を理解する力が身に付き、学校給食体験では食べ物を大事に、自分で片付ける日本の学校生活の様子も見ることができます。
体験の流れ:具体的な流れは学校ごとに異なりますので、改めてご案内。

歓迎会

バンドCoffeeBreakによる演奏や、地域日本舞踊愛好会による伝統の盆踊り、またユニークなレクリエーションで盛り上がります。異国の田舎の民宿で、賑やかな笑い声に溢れ、心置きなく楽しめるこの時間は、みんなの心を一つにしてくれる最高のプログラムです。
協力者:地域ボランティア団体
農業体験・漁業体験など様々な自然体験も可能です。ぜひとも、ご相談ください。

講座
「和敬美学」に出会うオリジナル講座

対象:
●訪日修学旅行団体、交流団体
●海外在住の日本語圏子供団体、在日外国人団体、在日子供団体

日本礼儀文化 生活観光編 和泉澤英子

人有礼则安、无礼则危。故曰:礼者,不可不学也。《礼记 曲礼上》
人は有礼なら安となり、無礼なら危になる。故、礼者、学ばなければならぬ。
「礼」は人と仲良くなる一番の近道です。相手を敬い、その気持ちを目に見える礼儀作法で伝えます。講座で、日本の暮らしにある礼儀作法や、観光のときに大事なマナーをご紹介いたします。
一生に役立つ講座であります。 

日本礼儀文化 伝統文化編 小澤さちこ

無地の着物にみる「和敬清寂」のこころとは

柄がないので自己主張しないから、周りの誰にも合わせられます。

相手の人の着物を引きたてられるので、敬うことができます。

外部によく見せたいという気持ちがないので汚れなく清らかです。

華やかではないが、内側にある静かな美です。

日本礼儀文化 伝統文化編 経塚郁子

生け花は出会いであり・・・邂逅の世界です。
花があって、花器が出てくる
花器があって、花がえらばれる
花は神のもの、花器は人間のもの、この出会いに全てがある。偶然のようで、偶然ではない。偶然が必然になる。
生け花の世界は出会いであります。

日本礼儀文化 家庭教育編 古閑博美 

・日本礼儀文化 企業就職編 藤本旬 
・一般教養   歴史力アップ編 藤城徹
・一般教養   社会人マナー (仮) 古閑博美
(他の講座の詳細は実施にあたりご案内いたします)
 
専門講座   

・日本の「老舗」の家訓を学ぼう 藤城徹(★老舗見学交 )
・渋沢栄一の商道と『論語』 藤城徹(★企業を訪問)   
・弓道で磨く「真善美」とは 石井勝之    

・日本の家庭が大切にしてきた躾の要諦 古閑博美(★幼稚園見学 ★幼稚園留学)
・新入社員が身につけたい社会人常識マナー 古閑博美

(他の講座の詳細は実施に当たりご案内いたします)